せっかくアドセンスに合格して順調に収益を上げていたのに、ある日いきなりアドセンス制限を受けてしまったら…。
ブログからの収益が激減してしまうのと同時になぜ制限を受けてしまったのか、とすごく落ち込みますよね。
でも、かと言ってそのまま何も対処しなければアドセンス制限は続いてしまいます。
そこでアドセンス制限を受けてしまった時にすぐにでもしてほしい対処法をお伝えします。
アドセンス制限は突然に・・
「アドセンス制限がかかってる人が続出している?!」
ある日そんな情報を耳にして大きな衝撃を受けました。
なぜならそんな状況は今まで経験したり聞いたことがなかったからです。
そこで調べてみると、
「何の前兆もなくアドセンス広告制限・・」
「まさか自分が・・」
突然の出来事に驚いている声をSNS上でたくさん見かけました。
そう。アドセンスの制限は何の警告もなく突然やってきます。
何の前触れもなく…
でもアドセンスに制限がかかってしまったということは、あなたのブログに何か問題があったから。
この機会に、
- 何が問題だったのか?
- 何か足りないところがあったのか?
見直すためのチャンスです!
アドセンス制限を受けてしまった場合の対処法
もしもあなたがアドセンスの制限を受けてしまった場合、以下のポイントを確認して対処してみてください。
- アカウント確認と無効なクリックの報告
「久しぶりに自分のブログをみてみたら、そういえばアドセンス広告が表示されてない!」
そんな時はまずすぐに自分のアドセンスの管理画面を確認しましょう。
管理画面に「一時的にアドセンス広告の表示を制限しています」という旨のメッセージが表示されていたら、アドセンス制限をかけられてしまっているので、Googleアドセンスのヘルプセンターにアクセスし「無効なクリックの報告」を提出してください。
この報告をすることでスムーズに問題が解決されるケースが多いです。
アドセンス制限を受けてしまった場合に確認したいこと
アドセンスの制限がかかってしまった時、まずすべきことは上で説明した通り「アカウントの確認」と「無効なクリックの報告」ですが、もしかしたら
Google側の不具合という可能性もあるかもしれません。
- 他の人がどんな状況なのか?把握する
これはアドセンス制限に限ったことではありません。
例えば、ワードプレスやその他のツールで何かトラブルがあった時なども同じです。
X(旧twitter)などのSNSを検索すれば、自分と同じ状況の人がいないかをリアルタイムで確認することができます。
エラーやトラブルが起こったのが自分だけなのか?それとも多くの人が同じ状況なのか?それによってその後の対処方法も変わってくる場合が多いので、まずは現状を確認しましょう。
もし自分だけでなく多くの人が同じ状況だったら、自分の問題だけでなく使っているツールやサービス側のエラーや不具合で一時的なものである可能性も高いです。
その場合は自分がどんなに対処してもそちら側の問題が解決しなければ根本的なトラブルは解消しないので、最低限やるべきことをやった上であとは待つのみです。
アドセンス制限の場合も同様です。
もしあなたのブログにアドセンス制限がかかってしまった時に同じ状況の人がたくさんいた場合、Google側のエラーや不具合という可能性があるので、上記の「アカウントの確認」と「無効なクリックの報告」をした上で不具合が直るのを待ちましょう。
また同時に
- Googleからの通知をチェックしてみる
というのも有効な手段となります。
Googleは広告ポリシーなどを定期的に更新しています。
何か制限に関連する事項の変更がないか?ポリシーの更新情報を確認しましょう。
変更などがあった場合、なぜアドセンス制限がかかってしまったのか問題の原因を特定することができます。
例えば冒頭でお伝えした、多くの人に同時にアドセンス制限がかかってしまった時、その数日前にGoogleからこんなメールが届いていました。
お客様
このたび Google は、Google パブリッシャー向けポリシーを更新しましたので、お知らせいたします。
広告エコシステムの健全性を堅持するため、不正を検知する目的での IP アドレスの使用が認められるように、ポリシーの文言を変更しました。
Googleから届いたメール文より引用
このことがその時起こった大量のアドセンス制限の発生に関わっているのか?は、Googleが詳しい状況を公開していないので不明なところですが、「不正を検知する目的でのIPアドレスの使用が認められるようになった」とあるので、この部分により無効なクリックとみなされるクリック数が増えてしまった可能性があります。
ポリシーはたびたび更新されたり変更されたりするので、そのことが何か自分のブログに影響を与えないか?何か対処・対策をしておかなければならないことはないか?その都度確認・対応する必要があります。
メールの確認はつい忘れがちなものですが、日ごろから定期的にGoogleからのメールや通知をチェックしておくことが重要ですね!
アドセンスの制限にならないための対策
アドセンスの制限がかかってしまった場合、まずは上記のするべき対処をしたうえで、今後アドセンス制限がかからないようにできる対策をしておきましょう。
具体的にアドセンス制限防止のための対策として、
- アクセス解析
- 対策プラグインの導入
という2つの方法があります。
アクセス解析
アドセンスの誤クリックが不必要に起こっていないか、故意にいたずら目的の不正クリックがされていないかを確認するために、アクセスの解析ができるツールでトラフィックの変動をモニタリングしましょう。
こちらについてはGA4(Googleアナリティクス)やGoogleアドセンス管理画面からチェックしておけば十分かと思います。
実際、私の場合、ブログを始めて半年くらい経ったときにアドセンスの支払い画面を確認したところ「無効クリック」のクリック数が異常に多くてびっくりして、そこからしっかりと対策をしました。
対策プラグインの導入
また、不正クリックを防ぐための専用のプラグインを導入することも一つの方法です。
そのためのおすすめのプラグインとしては
- Ad Invalid Click Protector
- AdSense Integration WP QUADS
この2つです。
私自身はメインとなっているアクセスの集まるブログに「Ad Invalid Click Protector」を導入しています。
そのブログのテーマにはアフィンガー6を使っていますが、相性も問題なくこの3年以上アドセンス狩りにも合わず、不正クリックもばっちり防げています。
使っているテーマによっては合う合わないがあると思うので、もし導入する場合は「Ad Invalid Click Protector ○○(テーマ名)」でググって相性を調べてから導入してくださいね。
また調査してみたところ、「AdSense Integration WP QUADS」の方を使ってる方も多いようなので、テーマとの相性からAd Invalid Click Protectorが使えない方はAdSense Integration WP QUADSの方を検討してみてください。
まとめ
アドセンス制限は突然訪れ、ブログを運営して収益化している人にとってまさに顔面蒼白の出来事ですが、正しい対処法を知ることで解除に向けた一歩を踏み出すことができます!
まずは何が原因で制限がかかっているのか?アカウントや状況の確認をして、無効なクリックの確認・報告、Googleからの通知の確認をしておきましょう。
その上でその先再度アドセンス制限がかからないようにアクセス解析や不正なクリックからブログを守るための専用のプラグイン導入など、防止策をすることが大切です。
大切なあなたのブログを守りその後も末永くブログ運営していくために、この機会にしっかりと対策しておくことが重要ですね♪