複数のサイトや記事に楽天アフィリエイトを使っていて成果が発生した場合、その成果報酬がどこから発生したのかということを確認して分析したいという場合があるかと思います。
やはり分析するには、できればサイトごとの成果報酬の確認はしたいところですよね。
そんな時に楽天アフィリエイトでは、サイトや記事ごとに分析できるような設定をすることができます。
楽天アフィリエイトの成果の発生を確認するための計測IDでわかること
楽天アフィリエイトは、楽天アカウントを作って楽天アフィリエイトにサイト情報を登録すれば、5分くらいですぐ開始することもできる便利なアフィリエイトサイト。
でも、サイト情報を複数登録しても、各サイトごとにアフィリエイトのリンクを作成できるようなシステムにはなっていないので、そのための設定をしないといったいどのサイトや記事から成果が発生したのかをみることができません。
どこから成果報酬が発生したのかを知りたいという時には、「計測ID」の設定をすることで発生元を計測することができます。
計測IDを設定するとどのような確認ができるかというと…
楽天アフィリエイトのレポートで、「注文明細」という項目をみると、計測ID別のグラフが表示されるようになるんです。
このグラフでわかることは、売り上げが発生した割合と件数、そして金額です。
ちなみに、IDを設定していないリンクは全て「その他」に分類されます。
楽天アフィリエイトの成果の発生を確認できる計測IDの設定方法
この楽天アフィリエイトでの計測IDの設定方法はとっても簡単。
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1商品リンク作成画面を表示
楽天アフィリエイトのトップページで、通常通り商品を検索、もしくはURLで商品リンク作成画面を表示する
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2計測IDに新規追加
挿入したい商品リンクを選び、右下の「計測ID」の「+」をクリック。
すると計測IDの新規追加画面になるので、
成果報酬の発生源を確認したいブログや、場合によっては記事名を入れ、「保存」をクリック。
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3商品リンクに計測IDを挿入
計測IDに新規追加できたら、商品リンク作成画面に戻る
すると、計測IDの選択項目にさきほど登録したブログの名前が選べるようになっているので、その中から、リンクの挿入先を選ぶ
選択すると、商品リンクコードの中に計測IDが挿入されます。
<計測なしの場合>
<計測IDを設定した場合>
そして、最後に通常通りリンクをコピーしてブログに貼ります。
「計測ID」の設定の流れは以上になります。
楽天アフィリエイトで計測IDを設定するときの注意点
でも、楽天アフィリエイトで成果がどこから発生したのかを確認するために、計測IDをつける時には注意点もあります。
この3つが、計測IDを使う時の注意点です。
Twitterに楽天アフィリエイトを貼り付ける方法は現時点で、「楽天アフィリ画面からTwitterに投稿」「ツイートに楽天アフィリの短縮リンクを貼り付けて投稿」の2つになるので、Twitterに楽天アフィリエイトを貼り付けた場合には計測IDがつけられないということになります。
<追記>
Twitterでの楽天アフィリエイトに計測IDをつけたい場合、「短縮URL」ではなく、「リンク」を選べば計測IDを設定できることがわかりました!
リンクを選び計測IDを設定した上で出てくるコードはかなり長いのですが、なんとTwitterの文字制限140文字に引っかからずそのまま貼ることができます!
しかも投稿後はダラダラと長いリンクは表示されません。
また、過去に貼り付けた商品リンクについては、計測IDを挿入した商品リンクの作成を再度おこなって、ブログの商品リンクを差し替えないといけないのでちょっと大変。。
楽天アフィリエイトの計測ID設定後のID別成果報酬確認方法
楽天アフィリエイトの計測IDを設定した後、そのIDをつけたリンクから成果報酬が発生したかどうかは楽天アフィリエイトのレポートページから確認できます。
- 「詳細レポートを確認する」をクリック
- 「注文詳細」のタブをクリック
- 「計測ID」の円グラフをチェック
楽天アフィリエイトのトップページにある「詳細レポートを確認する」をクリックすると、さまざまなレポートを確認することができるので、その中の「注文詳細」のタブを開きます。
計測IDを設定後にそのリンクから成果が発生していれば、こんな風に「計測ID」の円グラフが表示されているはずです。
(計測IDの設定を全くしていなかったり、IDを設定したリンクから成果が発生していない場合は円グラフは表示されません)
また、こちらのページでは「商品ジャンル別」の円グラフも確認できるので、こちらのデータをチェックするのもおすすめです。
楽天アフィリエイトで成果報酬の発生が確認できる計測IDの利用方法
設定しておけば、楽天アフィリエイトでの成果の発生元の割合が確認できる計測IDですが、どのように利用するかは、注意点も含めて考える必要があります。
まず、計測IDは20個までしか設定できないので、楽天アフィリエイトを貼るすべての記事にIDを設定して成果の発生元を追うことはできませんね。
なので、"どのように"この20個を割り当てるのかを考えれば、うまく計測IDを使うことができるかと思います。
Twitterに貼った楽天アフィリエイトの計測IDの設定はできないので、基本的にはブログに貼り付けた楽天アフィリエイトの成果の発生元を確認することに、計測IDを使うことになりますね。
なので…
計測ID利用例
- 複数のサイトごとに計測IDを設定する
- ブログのカテゴリーごとに計測IDを設定する
- 特に計測したい記事に計測IDを割り振る
- 商品のジャンルごとに計測IDを設定する
複数サイトを持っているという場合は、そのサイト別に計測IDを設定するのが一番シンプルです。
でもそれだと20個の計測IDを有効活用できず少しもったいないので、ブログカテゴリーや商品のジャンルごとに計測IDを設定すれば、より詳しい分析ができます。
また、アクセスが集まっている記事など、特別そこからどのくらいの楽天アフィリエイトの成果が発生しているのかを知りたい場合は、特に計測したい記事に計測IDを設定すると良いですね。
計測IDの設定を上手く使い、楽天アフィリエイトの成果の発生元の割合を確認して分析していきましょう。
まとめ
複数のサイトに楽天アフィリエイトを利用していても、成果報酬などのデータは一つにまとめられてしまいます。
その一つにまとまった楽天アフィリエイトの成果報酬は、計測IDを設定することで発生元の割合を確認することができます。
計測IDの設定は、「計測IDに測定したい項目を追加する」「商品リンク作成画面で設定したい計測IDを選ぶ」の簡単2ステップ。
その後は通常通りリンクをコピーして、記事に貼り付けるだけです。
でも、楽天アフィリエイトの計測IDを設定するときには注意点もあるので、そこに注意しながら上手く利用するのがおすすめ。
うまく利用するためのコツとしては、計測IDを設定できる上限が20個までということを考えること。
楽天アフィリエイトの計測ID機能をうまく使って分析できれば、ブログの収益アップにつなげていくことができるはずです。